赤ちゃん・子どもの予防接種完全ガイド【持ち物・服装・当日の流れ・副反応対処】

公開日: 2026-02-17|更新日: 2026-04-13|編集: OtsukaiMemo編集部
予防接種当日の持ち物・服装・当日の流れ・副反応の対処法まで網羅。チェックリスト付きで準備漏れを防げます。2026年最新版。
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予防接種当日の持ち物 — 忘れると接種できないことも

予防接種は通常の受診と比べて必要な書類が多く、忘れると接種を受けられない場合があります。特に「母子健康手帳」と「予診票」は必須です。この2つがないと接種を断られるケースがほとんどです。

持ち物は「必須書類」と「赤ちゃんのお世話グッズ」に分けて準備すると漏れを防ぎやすくなります。

必須書類では、母子健康手帳・予診票(記入済み)・マイナ保険証(マイナンバーカード)・乳幼児医療証が基本セットです。かかりつけ医で接種する場合は診察券も忘れずに。自治体によっては「予防接種番号シール」が送付される場合があるので、届いている方は持参しましょう。

■ 健康保険証からマイナ保険証への移行について

2024年12月に従来の健康保険証の新規発行が終了し、2025年12月にすべての保険証の有効期限が切れました。現在は「マイナ保険証(マイナンバーカード)」が医療機関での資格確認の基本となっています。マイナンバーカードをお持ちでない方には「資格確認書」が届いていますので、そちらを持参してください。

なお、乳幼児医療証(子ども医療証)は、2026年4月時点ではマイナンバーカードとの連携が完了していない自治体がほとんどです。一部の自治体で連携が始まっていますが、多くの医療機関では引き続き窓口での提示が必要です。お住まいの自治体のWebサイトで最新情報をご確認ください。

お世話グッズは、接種前の問診・待機から接種後30分の院内待機まで、滞在が1時間前後になることを想定して準備します。おむつ・おしりふき・ガーゼ・着替え・飲み物のほか、抱っこひもがあるとベビーカー来院でも診察室で安心です。

予防接種当日の服装ガイド

予防接種の注射は主に上腕(二の腕)に行われるため、腕をサッと出せる服装がポイントです。

■ 月齢別のおすすめ

- ねんね期(0〜5ヶ月頃):前開きロンパースがベスト。ボタンを外すだけで腕を出せます

- おすわり以降(6ヶ月〜):上下セパレートの服。上だけめくれば接種できます

■ 季節別のポイント

- 夏:半袖ロンパースや半袖Tシャツなら袖をめくる手間なし。冷房対策におくるみを1枚

- 冬:薄手のインナー+前開きカーディガンで温度調整。厚手のトレーナーは脱がせにくいので避けましょう

■ 避けたい服装

ワンピースやサロペットは全部脱がせる必要があり、赤ちゃんも親も大変です。ニットやタートルネックも腕が出しにくいので不向きです。

■ ママ・パパの服装

赤ちゃんを抱っこしながら受付や会計をするため、両手が空くリュックが便利です。パンツスタイルだと動きやすく、床に座って待つ場面でも安心です。

予診票の書き方・記入のコツ

予診票は前日までに記入を済ませておくのが鉄則です。当日は赤ちゃんの世話で余裕がなく、待合室で慌てて書くと記入漏れの原因になります。

■ 記入時の注意点

- 複写式の場合があるため、必ずボールペンで記入してください(鉛筆は不可)

- 修正テープや修正液は使えません。書き間違えた場合は二重線+訂正印が基本です

- 「今までにかかった病気」欄には、風邪などの軽い病気は不要です。入院歴・けいれん歴・アレルギーなど重要なものを記入します

- 当日の体温欄は来院後に記入するため、空欄のままでOKです

■ 同時接種の場合

同時接種ではワクチンの種類ごとに1枚ずつ予診票が必要です。3種類同時なら3枚になります。事前にすべて記入しておきましょう。

2026年4月からRSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチンが新たに定期接種化されました(出典:厚生労働省)。新しいワクチンの予診票は自治体から届きますので、届き次第記入しておくとスムーズです。

予防接種当日の流れ(5ステップ)

初めての予防接種は全体像がわからず不安になりがちです。当日の流れを5つのステップで把握しておきましょう。

1. 前日:予診票の記入+持ち物の準備+体温チェック。37.5度以上の発熱や体調不良があれば、翌日の接種は延期を検討します

2. 当日朝:検温して予診票に記入。ロタウイルスワクチンを受ける場合は、接種1時間前までに授乳を済ませましょう。吐き戻しによるワクチンの効果低下を防ぐためです

3. 病院到着:受付で母子健康手帳・予診票・マイナ保険証を提出 → 問診 → 医師の診察で接種可否を判断

4. 接種後:アナフィラキシー(重いアレルギー反応)の有無を確認するため、接種後30分間は院内で待機します。この間は赤ちゃんの様子を注意深く観察してください

5. 帰宅後:当日は激しい運動を控え、安静に過ごします。入浴はOKですが、接種部位を強くこすらないように注意。接種部位に絆創膏がある場合は入浴前に剥がしましょう

接種後の副反応と受診の目安

予防接種後に副反応が出ることがあります。多くは軽度で自然に治まりますが、対処法と受診の目安を知っておくと安心です。

■ よくある副反応

- 接種部位の赤み・腫れ・しこり:数日で自然に治まります

- 発熱(37.5〜38度台):接種当日〜翌日に出やすく、通常1〜2日で下がります

- 不機嫌・食欲低下:一時的なものがほとんどです

■ 自宅でのケア方法

- 接種部位が腫れている場合は、冷たいタオルで軽く冷やす

- 発熱時はこまめに水分補給し、薄着で過ごす

- 無理に食べさせず、母乳やミルクを欲しがるだけ与える

■ すぐに受診すべき症状(救急)

- 38度以上の発熱があり、ぐったりして反応が鈍い

- けいれん(ひきつけ)

- 呼吸が苦しそう、顔色が悪い

- 全身のじんましん、嘔吐を繰り返す

■ 診察時間内に受診すべき症状

- 発熱が2日以上続く

- 腫れがひじを越えて広がる

- 接種部位以外に発疹が出る

出典:厚生労働省「予防接種後副反応疑い報告について」、国立健康危機管理研究機構

よくある質問(FAQ)

Q. 母子手帳を忘れたら接種できませんか?

A. 基本的に接種できません。母子手帳は接種記録の記入に必要なため、ほとんどの医療機関で必須とされています。忘れた場合は日程を変更しましょう。

Q. 同時接種は安全ですか?

A. 日本小児科学会は同時接種を推奨しています。複数のワクチンを同時に接種しても、効果や安全性に問題はないことが確認されています。通院回数を減らせるメリットもあります。

Q. 接種後にお風呂に入れていいですか?

A. 当日から入浴OKです。ただし、接種部位を強くこすらないように注意してください。長湯も避けましょう。

Q. ロタウイルスワクチン前の授乳はいつまでに?

A. 接種の1時間前までに済ませましょう。ロタウイルスワクチンは口から飲むタイプのため、吐き戻しを防ぐことが大切です。

Q. 風邪気味でも接種できますか?

A. 自己判断せず、当日の問診で医師に相談してください。軽い鼻水程度なら接種可能な場合もありますが、発熱がある場合は延期になることがあります。

※この記事の内容は一般的な情報提供を目的としています。お子さまの健康に関する判断は、かかりつけ医にご相談ください。

まとめ

予防接種の準備は「書類」「お世話グッズ」「服装」の3つに分けて考えると漏れを防げます。特に母子健康手帳と予診票は忘れると接種できないため、前日のうちに必ず確認しましょう。

初めての予防接種は不安が多いですが、当日の流れや副反応の対処法を事前に知っておくだけで気持ちに余裕が生まれます。下のチェックリストで持ち物を確認し、必要なものは買い物リストに保存して家族と共有しておくと安心です。

※この記事は2026年4月時点の情報に基づいています。予防接種スケジュールの最新版は日本小児科学会のWebサイトをご確認ください。

チェックリスト

必ず持っていくもの(必須書類)

  • 母子健康手帳 — 必須。ないと接種できない場合がほとんどです。
  • 予診票(記入済み) — 前日までにボールペンで記入。同時接種の場合はワクチンごとに1枚必要です。
  • マイナ保険証(マイナンバーカード) — 従来の健康保険証は廃止済み。お持ちでない方は「資格確認書」を持参。
  • 乳幼児医療証(子ども医療証) — マイナンバーカードとの連携は未完了の自治体が多く、窓口での提示が必要です。
  • 診察券 — かかりつけ医で接種する場合に必要です。
  • 予防接種番号シール — 自治体から送付される場合があります。届いている方は忘れずに。
  • 黒のボールペン — 予診票は複写式の場合あり。当日の体温記入にも必要です。

赤ちゃんのお世話グッズ

  • おむつ — 待ち時間が1時間前後になることも。多めに準備を。
  • おしりふき — おむつ替えの必需品。手口ふきとしても使えます。
  • ガーゼ/タオル — 汗拭きや吐き戻し対策に。
  • 着替え1セット — 吐き戻しや汗で汚れた場合の備えに。
  • ミルク/哺乳瓶/授乳ケープ — ロタワクチンの場合は接種1時間前までに授乳を。
  • 飲み物 — 接種後の水分補給に。白湯や麦茶など月齢に合ったものを。
  • 抱っこひも — ベビーカーで来院しても診察室では抱っこが必要です。
  • ゴミ袋/ジッパーバッグ — 使用済みおむつや汚れもの用に。

服装

  • 着脱しやすい服 — 前開きロンパースや上下セパレートが便利。上腕を出しやすい服を。
  • 体温調整できる上着 — 前開きカーディガンなど。待合室の冷暖房対策にも。

あると安心

  • 待ち時間用おもちゃ/絵本 — 接種後30分の院内待機の退屈対策に。音の出ないものがベター。
  • おやつ(月齢に応じて) — 待ち時間が長い場合のぐずり対策に。
  • 現金 — 任意接種(おたふくかぜ等)は自己負担。金額は医療機関に事前確認を。
  • 予約確認(スマホ/紙) — 予約制の場合は日時を確認。時間に余裕を持って来院を。
  • 冷却ジェルシート — 接種後に発熱した場合の応急対策に。
  • 体温計 — 接種前後の検温に。普段使っているものを持参すると安心。

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